マウス沼の世界にいる皆さん、こんにちは。
最近、Razer Viper V4 Proが発売されて話題になりましたね。
しかし、
「25,000円超えのマウスはちょっと気軽に手が出ない…」
と躊躇している方も多いのではないでしょうか。実は私もその一人です。
そこで目を付けたのが、いわゆるViperクローンと呼ばれるマウスたち。
今回はその中から、プロゲーマーのchronicle選手やBooster選手も使用しているATKというブランドのX1 V2 Ultimateを購入してみましたので、レビューしていきたいと思います。
商品概要とスペック
まずは基本スペックをまとめました。価格に見合わない脅威のスペックを誇っています。
センサー: PixArt PAW3950 Ultra (最大30,000DPI / 750IPS / 50G ※設定により最大42,000DPIまで調節可能)
MCU (制御チップ): Nordic 54L15
ポーリングレート: 最大8,000Hz対応(ワイヤレス/有線ともに8K対応、8Kレシーバー付属)
スイッチ: Huano製 高耐久マイクロスイッチ
バッテリー: 800mAh(最大150時間の連続使用が可能)
接続方式: 2.4GHzワイヤレス / Type-C有線
重量: 54g
サイズ: 長さ126.9mm × 幅約64mm × 高さ37.8mm
注文から到着まで
今回はAliExpressの通常配送で購入しました。
3/26 注文 → 4/9 到着で、ちょうど2週間かかりました。
最近のChoice製品だと1週間以内で届くこともあるので、少し時間がかかった印象です。
国内での配送はエスポ便ではなく日本郵便でした。
Choiceだとエスポ便になることが多いので、久しぶりの日本郵便でした。
開封レビュー
ここからは到着した製品の開封です。
AliExpressでおなじみのビニール袋梱包で到着しました。
開封した所、いつも通り箱の角は凹んでいます。
ここはAliExpressなので仕方ないです。
パッケージデザインは数年前のゲーミングマウスっぽい印象です。高級感はあまりないですが、コストカットと割り切りましょう。
中身を取り出すと、スケルトン仕様のドングルとマウスが出てきました。
個人的にこのドングルのデザインは好きですね。
本体です。 モデル名とメーカー名のみが印刷された、非常にシンプルなデザイン。
若干パーツの合わせ目が目立ちますが、剛性や塗装のクオリティは全く問題ありません。
背面です。 ハニカム構造や肉抜きはなく、フラットでシンプル。
スイッチは電源のON/OFFのみで、DPIの変更などはWEB上のソフトウェアから行う仕様です。
PTFEソールには保護シートが貼られているので、使用前に剥がしましょう。
滑りに関しては、ハイエンドマウスと比べると少し劣る印象です。
使用していくうちに改善されるかもしれませんが、開封時は滑りが悪いです。
気になる方は社外製ソールへの換装をおすすめします。
付属品は、グリップテープ、替えソール、USBケーブルです。
本体はシルバーですが、付属のグリップテープは白色でした。
少し気になったのは付属のUSBケーブルです。
太くて硬いため、充電しながらゲームをプレイしたい方には少しストレスになるポイントかもしれません。
他に柔らかいUSB-Cケーブルを所持している方は、そちらを使用するのをお勧めします。
詳細レビュー
今回選んだカラーは「メタリックシルバー」です。
適度な艶があって高級感があり、塗装ムラもなく美しい仕上がりです。
手が乾燥しているときは少し滑りますが、基本的にはグリップ感は良好です。
個人的にはグリップテープなしでも十分に使えると感じました。
形状はまさに「Razer Viper」そのもの。
お尻が高めでくびれがあるため、つかみ持ちやつまみ持ちが非常にしやすい印象です。逆に、かぶせ持ちだと若干指の位置が安定しにくいかもしれません。
重量は実測で59.25gでした。
製品ページでは54gと表記されていますが、噂によるとこれはマウスソールを除いた状態での重量のようです。
とはいえ約59gでも十分に軽い部類ですので、個人的には全く気になりません。
サイズは、長さ126.9mm、厚さ(高さ)37.8mm。
Viper V3 Pro(長さ約127.1mm、幅約63.9mm、高さ約39.9mm)と比較しても、計測誤差を考慮すれば同じ形状と言って良いですね。
マウスの形状比較サイト「Eloshapes」で見ても、見事に一致しています。
メインスイッチはHuano製マイクロスイッチが採用されています。
不快なグニグニ感がなく良好なクリック感です。
サイドボタンはやや前寄りに配置されているため、前のボタンが少しだけ押しにくく感じました。
ただ、遊びが少なく適度なクリック感があり、押し心地自体は良好です。
ホイールは結構固めの回し心地。
ゲーム中に誤爆することが少なそうなので、個人的には好きな感触です。
センサーはPixArt社製のPAW3950 Ultraを搭載。
ポーリングレートも8Kに対応し、ワイヤレスでの超低遅延も実現しています。文句なしのハイスペックです。
使って感じたメリット
Viper V3 Proとほぼ同等の性能が半額以下で手に入る
本家Viper V3 Proは約25,000円前後しますが、こちらはAliExpressで10,000円前後、国内の楽天などでも12,000円〜13,000円台と半額に近い価格で購入可能です。
価格に見合わないビルドクオリティの高さ
安価とはいえ、ビルドクオリティは非常に高くまとまっています。
当たり個体だった可能性もありますが、メイン・サイドボタン共に左右の感覚差がなく、本体を強く握っても軋みがありません。
デメリットと「惜しい」ポイント
保証は「無い」と考えた方がいい
ここが有名メーカーと大きく異なる部分です。
特にAliExpressで購入した場合、ある程度使用してから故障した際は保証を受けるのは難しいと考えた方が良いでしょう。
モデルチェンジが早く、廃番になりやすい
中華マウスあるあるですが、すぐにマイナーチェンジ等が行われ現行品が廃番になることが多々あります。
壊れても同じマウスを買い直して一生使いたいという方には、有名メーカー品をおすすめします。
おすすめする人・しない人
おすすめする人
・いろんな形のマウスを低価格で手軽に試してみたい人
・安価で最新のハイスペック(PAW3950 Ultra等)を体感したい人
・無名メーカーに抵抗がない人(※ATKはValorantのプロゲーマーも数人使用しており、界隈ではそこまで無名ではありません)
おすすめしない人
・同じマウスを買い直して、ずっと長く使い続けたい人
・手厚いサポートや長期保証を重視する人
類似・競合製品のご紹介
同じViperクローンの競合モデルを2つご紹介します。
ご自身の重視するポイントに合わせて検討してみてください。
① EWEADN S9 V2 Ultra
ATK X1と同じくRazer Viper の形状を極めて忠実に再現したクローンマウスとして評価の高い、S9シリーズの最新ハイエンドモデルです。
ATK X1との違い
センサーは同じPAW3950 Ultraを搭載し、8Kポーリングレートにも対応ですが、スイッチにはKailh製の光学式スイッチを採用しています。
Kailh製光学式スイッチはPulser製ゲーミングマウスにもたびたび搭載されているスイッチです。
こんな人におすすめ
Kailh製光学式スイッチの感触が好きという方や、塗装色が好きな方。

② MCHOSE K7 Ultra
こちらもViperの形状をベースにしたクローンモデルです。
最新のPAW3950センサーを搭載し、利便性を高める「専用充電ドック」が付属するのが最大の特徴です。
ATK X1との違い
標準でマグネット式ワイヤレス充電ドックが付属します。
ケーブルで充電するタイプよりもデスク上をすっきりさせやすいと思います。
注意点
マウス本体にドック固定用のマグネットが内蔵されているため、重量バランスが中心からややズレているというレビューが散見されます。
また、製造時期によって採用されているスイッチが変更される可能性があり、スペックに若干の不透明さが残る点も留意しておきましょう。
最新のロットは恐らくOmron製のメカニカルスイッチが搭載されています。
こんな人におすすめ
ケーブルを挿す手間を省ける「充電ドック」の利便性を最優先したい方。
まとめ
「プロが使っているマウスと同じ形状・性能を試したいけど、25,000円は出せない…」
ATK X1 Ultimateは、そんな方に自信を持っておすすめできるマウスです。
まずはこのマウスで実際の使用感を試し、もし気に入ったら将来的にクローン元である「本家のマウス」を購入する、という賢い選択肢も生まれます。
コスパ良くハイスペックを体験したい方は、ぜひチェックしてみてください。
センサー: PixArt PAW3950 Ultra (最大30,000DPI / 750IPS / 50G ※設定により最大42,000DPIまで調節可能)
MCU (制御チップ): Nordic 54L15
ポーリングレート: 最大8,000Hz対応(ワイヤレス/有線ともに8K対応、8Kレシーバー付属)
スイッチ: Huano製 高耐久マイクロスイッチ
バッテリー: 800mAh(最大150時間の連続使用が可能)
接続方式: 2.4GHzワイヤレス / Type-C有線
重量: 54g
サイズ: 長さ126.9mm × 幅約64mm × 高さ37.8mm