Nothing ear (2)は音以外にも満足感の高いTWSイヤホンだった。

Nothing ear (2)を購入しました。軽くレビューします。

 

 

箱が小さいとレビュー等で見ていましたが本当に小さい。

お菓子の箱みたいなサイズです。

 

本体です。本当に美しい。

プラスチックだと思いますが、厚みをしっかりと取っていることもあり剛性感が高いです。

ヒンジ部とマグネット部だけ金属になっているのも良いですね。メカメカしいです。

 

蓋を開けたらすぐにペアリングを促す表示が出ます。

なんのストレスもなく接続できるので良いですね。

 

ファームウェアが最新ではなかったので更新しました。

この、ターミナル感のある表示が良いですね。

 

こういった小さなこだわりがかっこいいです。

 

レビュー

まず最初に言っておくと、このイヤホンは超コスパの音質最強というイヤホンではないです。

ANCももっと良いものはあるし、コーデックもLDACやAPT-Xに対応しているわけでもないです。

 

この製品の良いところは、音質以外のトータルバランスだと思っています。

まず、TWS用のアプリが使いにくいメーカーが多い中、Nothing Xは非常にシンプルで使いやすく安定しています。

流石スマートフォンも作っているメーカーと言う感じです。

play.google.com

 

そして外観。

ケルトン前提で設計させたこのイヤホンは見える部分全てが美しいです。

スマホケースをSpigen ZeroOneにしているので、相性バッチリです。

 

音質もこの価格帯で最強!というわけではありませんが十分高音質です。

ボーカルが前に出てくっきり聞こえるサウンドは日本の音楽にピッタリと合うし広めの音場が圧迫感無く音楽を聞かせてくれます。

 

ANCも最強というわけではありませんが、気になるノイズはしっかりとカットしてくれるし、圧迫感もなく優秀だと思います。

 

このバランスを2万円で収めているのは非常に素晴らしいイヤホンであると感じました。

 

おまけ

同じ価格帯で似ているデザインのBeats Studio Buds +を視聴したので少し比較します。

https://www.beatsbydre.com/content/dam/beats/web/product/earbuds/studio-buds-plus/pdp/product-carousel/transparent/pc-studiobudsplus-transparent-case-open-floating.jpg

まず外観ですが、やはりNothing ear (2)の完成度の高さが光ります。

Beats Studio Buds +ではあくまでスケルトンのカラーバリエーションであるということもありますが、内部の接着剤が見えてしまったりネジ穴が見えていたりと魅せるデザインではないように感じました。

 

音質はまさにBeatsという感じのドンシャリサウンドです。

解像度等はほぼ同じ様に感じましたが、音作りが逆と感じます。

Nothingはボーカル強調のかまぼこサウンドですが、BeatsはBGMを聞かせる音に仕上げられているように感じます。

ここは、普段聞く音楽によって好みが分かれるポイントだと思います。

 

ANCですが、こちらも大きな差はないです。

強いて言えばBeatsは音がナチュラルで若干弱めのノイズキャンセル、Nothingは聞こえてくる雑音が少し機械的になるのが気になるけど若干強めのノイズキャンセルだと感じました。

特に人の会話が、どちらもあまり消してくれないのですがNothingの方が遠くで鳴っているような感覚になります。

 

外音取り込みはBeatsの方が明らかに優秀です。

Nothingは全体的に機械的な音になってしまい不自然ですが、Beatsはつけていない状態に近い音で利用することができます。

ここを重視する人がいるのかどうかは分かりませんが、ここはBeatsの方が優秀でした。

 

結果として、この2機種は完全に好みの問題だと思います。

私はNothing ear(2)を選びましたが、Beats Studio Buds +を買って後悔するということはないように感じました。