世間ではGPRO X superlightが話題になっている中で、ひっそりと(?)発売したXtrfy M1 RGBですが、今回はその前モデルであるXtrfy M1(XG-M1)を中古で購入し、少しの間使用してみたのでレビューを書いてみようと思います。
ちなみに、私の手の大きさは縦18.5cmで、持ち方はかぶせ持ちです。
つまみ持ち、つかみ持ちの方はあまり参考にならないかもしれませんが、ご了承ください。
外観
上から見た画像です。
私が購入したものはNiPエディションなので、マウスに書いてあるロゴがXtrfyマークではなくNiPのマークになっています。
横からみた画像です。サイドボタンがかなり大きめです。
手持ちのG903SEとのサイズ比較。
サイズはかなり近いです。
製品の特長
このマウスに搭載されているセンサーはPMW3310で、DPIが400~4000までに対応しています。搭載されているセンサーが古いため、最近のマウスと違い、10000以上のDPIには対応していません。(最近のマウスは大体PWM3360やPWM3389が搭載されている。)
しかし、多くの人はDPI400、800でゲームをプレイされていると思いますので特に自分としては問題ありません。
センサーの挙動も特に問題なく、普通の人ではセンサーによる挙動の違いを感じることは不可能でしょう。
重量も95gと、最近流行している超軽量マウスと比べれば重い部類になります。
私は69gのXtrfy M4が軽すぎて扱いずらいと感じたため、このくらいの重量はあってもいいかなと思っています。
GPRO X superlightも、OWやAPEX等のマウスをぶん回すような使い方をする人には良いが、CSGOやValorantのような頭を正確に狙う必要があり、そこまでマウスを振り回さないゲームには軽すぎて適していないという意見もあるので、そこは好みだと思います。
レビュー
いい点と悪い点に分けて書いていこうと思います。
いい点
・持ちやすい形状
インターネット上のレビューで、かぶせ持ちの人が行きつく良い持ち心地のマウスと書かれていることが多いですが、確かに非常に持ちがこちがいいです。
私は、小指や薬指がマウスパットを擦ってしまうのが嫌いなのですが、このマウスは今までのマウスの中で一番自然な持ち方でそれを回避することができます。
また、Xtrfy M4で私が気になっていた手のひらの付け根が過剰に余ってしまうような形状でもなく、非常に持ちやすいです。
・適切な重量
上記しましたが、95gはかなり適切な重さかと思います。
どうやら、新製品のM1 RGBが販売開始されたので、こちらの製品は生産中止になってしまうようなのですが、M1 RGBは形状こそ同じなものの重さは86gと、10g軽くなっています。
たった10gだと思う人もいるかもしれませんが、もともと約100gの製品の10gなので、1割も重量が違ってきます。
M1がもう少し軽ければ…と思う人にはベストバイだと思いますが正直10gの重りをつけられるようにする等の前製品を意識した作りにして欲しかったという気持ちがあります。
・マウスホイールの硬さ
私はFPS等のゲームで武器切り替えをマウスホイールで行うのですが、ホイールの感触が柔らかすぎて回し過ぎてしまうという事が良く起こります。
Xtrfy M1 は、かなりホイールが固めになっていて、そういった心配が少ない気がします。
クリック感も強く、ホイールをどれだけ回したかが伝わりやすいです。
M4では、ホイールが柔らかいし、クリック感も鈍かったので、この製品も心配だったのですが、かなり良かったです。
悪い点
・サイドボタンの押しにくさ
ちなみに、よくインターネット上のレビューに書かれているように、確かにサイドボタンの奥側は押しにくいです。
ですが、私は正直サイドボタンの奥側がすごく押しやすいマウスに出会ったことがないので、特にこれが気になるという事は個人的にはありません。
・ケーブルが固い
最近流行の疑似パラコードと比べ、かなり細くて硬いケーブルです。
購入時のケーブルの癖も強く、中々取れないです。
マウスバンジーを使用することによりほぼ気にならなくはなりますが、上にマウスをドラッグし、マウスバンジーに近づくと、ケーブルの硬さが気になることがあります。
ちなみに、使用しているマウスバンジーはXtrfy B4です。
まとめ
少しの欠点はあるが、持ち心地はかなり評価が高く、爆破系FPSを良くプレイする方にはかなりおすすめのマウスだと思います。
ちなみに、ラクマやメルカリなどで中古が安く転がっていることが結構あるので、新品はちょっと高い…という方は中古を探してみることをお勧めします。